萩尾望都展@西武ギャラリ−


作家生活40周年目にして初の個展だそうです。おめでとうございます!平日の昼過ぎだけどけっこう混んでた。望都せんせの作品は、高校を出てから小学館文庫シリーズで読み始めたという俄かファンなのだけど、原画はやっぱりテンション上がる。40年前のデビュー作の原稿、よく見ると鉛筆の下描きがうっすら残ってて、意識が40年前までふっ飛ばされたような気がした(生まれてないけど)。カラー原稿は本当に本当に美しく、力強く且つ繊細で、とくに大好きな「||人いる!」「ス夕ー・レッド」とか、もう、食い入るように見た。カラー原稿にとどまらず、本編の原稿もたっぷり展示されているので、ヘタに飛ばし見できず、場内は壁沿いに牛歩の様相。年度毎の発表作品リストには、読んだことのないタイトルがいっぱい並んでたので、いつかまとめて読めるシリーズが出るといいなあああ。眼福でありました。