皇室の名宝展@東京国立博物館・平成館


何がきてるか知らずに見に行ったら、若冲動植綵絵が三十幅勢揃いしていて、冗談抜きで震えた。まさかまたこの目で拝める日が来るとは…。相国寺展の時のような神レイアウトではなかったけど、それでも圧巻の一言。三十幅の中でも、どうやら蛙の群の絵が一番人気のようで、閉館間際まで人だかりが絶えなかった(自分は蛸と鸚鵡のやつが好きです)。本当に、これを見るためだけにでも行く価値は十二分にあると思う。酒井抱一の花鳥十二ヶ月図もきていたので、じっくり観賞。十二支とか十二星座とか、連作ものってどうして惹かれてしまうのか。自分は11月生まれなのだけど、抱一の件の連作を見るたびに「鷺は地味だなあ…」てしみじみしちゃう。
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