kyuusyuu_02

二日目。
6時に起床。博多駅前の交通センターから高速バスに乗って、約4時間後、鹿児島中央駅に到着。

高速バスに数多く乗車してきた経験上「途中よっぽど混雑していなければ、予定時間より早く到着するもの」と思っていたのに、渋滞にも引っかからなかったバスは、何故か15分遅れで到着。そして乗るはずだった電車に乗り遅れ、私ボー然…。次の電車が来るのは1時間後(18きっぷ利用で在来線しか使えない)なので、駅ロッカーに放り込むはずだった荷物をホテルに預け、顔まで作ってやった。怪我の功名。やっときた電車に乗り、途中隼人駅で30分の乗換え待ち。竹の産地らしく、駅舎ファサードの竹っぷりが凄い。明日乗車予定の「はやとの風」も停まってたので激写。


目的地の最寄駅・栗野では40分のバス待ち。とにかく待ち時間が多い今日。やっときた町営バスに乗り込み、細くてクネクネした山道を登ってやっと着きました「霧島アートの森」*1。入口で草間先生のオブジェが迎えてくれます。
キシャアアアアアってカンジ
企画展示の二ナミ力は「よそで見る機会も多そうだし」ということで、今回は庭を見て回った。広大な敷地に、ユニークなオブジェが点在しています。マップを頼りに見て回る様は、まさにオリエンテーリング





アートの森はけっこう山の上の方なので、空が近くてトンボがギュンギュン飛んでた。広い芝生と触れられるオブジェ、かっこいい本館。縁があったらゼヒ再訪したい。もう少し交通の便がよければなあ…

20分のバス待ちを経て、戻ってきた栗野駅鹿児島中央方面への電車待ち時間、まさかの1時間。音楽聴いてボーッとしてたけど、いてもたってもいられなくなり、駅舎向こうの貯水池*2を見てきました。ここがもう本当に、ハンパなく水がきれい!あちこちで水がポコポコ湧いてて、魚がツイーて泳いでる。花の季節には、小山の斜面が花で一面満たされるそうです。それはちょっと見てみたい。親子連れから友だち同士まで、地元の人の憩いの場になっていていい雰囲気だったな。

鹿児島中央に戻ってくる頃には、すっかり陽も暮れておりました。そのまま路面電車に乗って、天文館方面へ。郷土料理のお店*3で、ちょっとしたコースをいただく。まずはキビナゴの刺身と、地鶏のたたき。キビナゴはちょっと骨っぽいけど、身はトロリとしていて、でもほとんど風味がない。酢味噌で食べるのも納得。たたきはちょっと硬めで、噛むほどに旨味が滲み出てくる。続いて、揚げたてアツアツの薩摩揚げ。ふだん食べてる薩摩揚げとはぜんぜん違って、歯ざわりに弾力があってとても甘みがあり、ちょっと感動しちゃうレベルのおいしさだった!


最後に、酒ずしと豚骨と汁椀。酒ずしは、普通のちらし寿司のお酢代わりにお酒が使われてるんだけど、酒の量がハンパじゃない。米がビッタビタ。これは日本酒が苦手な人にはキツイかも…(ちょっと大変だった…)。豚骨は、骨付き豚肉の炊いたやつなんだけど、柔らかくて味がシミシミで超絶おいしい!思わずビールをお代わりした。薩摩揚げと豚骨がとてもおいしかったので、後日お土産に買いました。
千鳥足の帰り道中、「は!白くま食べてない!」と思い出して、天文館むじゃき*4へ。本場の白くまはでかかったー。丼サイズのガラス器に、山の様に盛られた白くま。胃袋パツンパツンだけど、ちょっとヨーグルト風味のフワフワ氷に果物・目に鮮やかな色寒天をローテーションで食べているうちに完食。レジで聞いたら、もっと小さいミニ白くまもあったそうです。さ、先に言ってよネ!

日付が変わる頃に帰宿。悲劇の三日目に続く。

*1:霧島アートの森 http://open-air-museum.org/ja/

*2:霧島山麓丸池湧水 http://bit.ly/Cm58x

*3:正調さつま料理 熊襲http://www.kumasotei.com/ ※音が出ます

*4:天文館むじゃき http://www.mujyaki.co.jp/