THE B00M@日比谷野外大音楽堂


実はB00MERでした。学生時代のほとんど(時間やお金など)をB00Mに費やしていて、以降の人生にも多大な影響を受けた。と思う。多感な時期にB00M漬けだったのは、幸か不幸か。そんなB00Mがメジャーデビュー20周年ということで、5年ぶりくらい?に、B00M仲間の中学時代の同級生とライブに出かけてきた。前日まで雨続きだったのに、曇天ながら天気がもったのは初夏の奇跡。懐かしい映像と共にステージに現れる面々、年取ったけど変わんないなあ!栃やんに至っては、寧ろ若返ってるんじゃないか?「昔の曲やってくれるかな」と期待してはいたけど、ほとんどが知ってる(即ちノーコンより前の)曲で、フェイスレス以前のどっぷり聞き込んでた曲が多くて、嬉しくて懐かしくて顔が歪む。名曲揃いで、どの曲を聴いてもしみじみ思ったけど、とくに「不思議なパワー」「月さえも眠る夜」あたりは、あらためていい曲だな〜と、歌詞を噛みしめてるうちに涙が止まらなくなった。Miyaの書くラブソングの"きみとぼく"という世界の狭さに、当時は狂気のようなものを感じていて、そこが魅力でもあったのだけど、大人になって聞いても、その時の感覚と変わらないの。成長してない、っていえばそれまでだけど、不変のものがあってもいいじゃない。「おりこうさん」の間奏の部分では「上を向いて歩こう」を歌ったけど、まんまキヨシ口ーの真似で、Miyaなりのお弔いかな。最新曲と次回リリース曲は、シンプルでストレートで愛に溢れていて「大好きな人たちに囲まれて、満ち足りてるんだな」と思った。先述のとおり、思春期に聞いてた曲だからという思い入れもあるけど、それだけじゃなくてやっぱりB00Mは一生聞き続けられる。次はいつになるか分からないけど、また機会があったらライブに行きたいです。