2009spring_04

7時半に起床。
ザッと荷物まとめて、昨夜下見しておいたうどん屋へ。7時半開店と聞いていたけど、よくよく見たら9時開店になってた…。一旦ホテルへ戻って、ちょっとだけ二度寝


9時になったので、あらためて「根っこ」*1へ。香川に縁のある方に伺ったお店。開店直後なので先客もおらず、悠々とかけ(温)を食す。ここのは昆布だしかなー。澄んでいて、ちょっとクセのある風味。麺は固くも緩くもなく、いいあんばい。ふと思い出して食べたくなるような、クセになる味だった。

ホテルをチェックアウトして、さて駅まで出るか…荷物あずけた後どうやって移動しようかな…なんて考えながら歩いてたら、片原町駅前にレンタサイクル*2を発見。しかもなんと24時間100円。貸返ポイントは市内に7ヶ所!たぶん市民の皆様の足なんだろうけど、身分証さえあれば旅人も借りられます。すげえ便利。これで駅前まで出て、ロッカーに荷物ぶち込んで、さあ行動開始!


うどん屋サーキット2軒目は、これまた友人に教わった「さか枝」*3。県庁の近くにあるので「昼時は混むよ〜」と聞いてはいたけど、昼前でも適度に混んでた。ぶっかけ(温)を注文。甘めのいりこだしに、コシのある麺。飲むようにいただきました。これはかなり私好み。もう一度食べたい!

高松の桜

機嫌よく店を出て、次に向かうは栗林公園そばの「上原屋 本店」*4。ここは食べログで評価が高く「もしかしたら旅行者向け…?」と訝しがったけど、今回訪ねた店の中でも一番セルフ系だった。ダボを使って自分で生麺を湯がき、保温ジャーからだしを注ぐやつ。うっかりぶっかけ(冷)を頼んでしまったけど、あれやりたかったな…。麺はコシがあって、のどごし系。生姜・天かす・醤油との相性抜群。半生麺が売っていたので、お土産用うどんの宅配をお願いしました。

途中、香川県庁を訪問。ロビーのレリーフや待合椅子・本棚が、モダンで民藝ぽくて超かっこいい。天井も高くてヒンヤリしていて、こんな県庁が身近にある高松市民がうらやましい。



最後のうどん屋は「森製麺所」*5です。ここまで小3玉たいらげてきたけど、まだまだいけそうなので讃岐うどんオソロシス かけ(温)にじゃこ天をトッピングしました。麺は外やわらか中シコシコ、だしもスタンダードで、今までで一番食べやすい讃岐うどん。じゃこ天もおいしゅうございました。

114銀行。でかくてかっこいい。

さて、高松グルメはこれで終わりではありません。最後に訪れたのは「柴洋」*6。高松カフェの頂点。「柴洋」って渋い名前だなーと思ってたら、洋裁の学校も営まれてるそうで、流行り?のお針子カフェだった。お茶しながらハンケチに刺繍したり、ブックカバーとかくるみボタンとか作れるみたい。時間がなかったのでケーキだけいただきました。レーズン入りブラウニーの甘酒ソースがけ。


お店は平屋の一軒家で、木造りで布がいっぱい使われてて、なんか懐かしい雰囲気。ローテーブルと大きな机と合わせて、客席は20あるかないか。ほっこり系雑誌の中に子ども向け絵本もまじっていたので、洋裁教室に来たお母さんを待つ子どもの暇つぶし用かなあ、なんて想像したり。
気づいたら電車の時間が迫っていたので、大急ぎでチャリぶっ飛ばして駅までリターン。快速にスライディング乗車して、ここから18きっぷの旅の始まり。延々乗り継ぎに乗り継ぎまくり、香川-岡山-兵庫-大阪-奈良-三重を大横断。

高松を出発して約6時間半後、宇治山田駅に着きました。渋い駅舎。特別列車に乗らなくても、ここまで来られるもんだなーとしみじみ。


晩ごはんは、宇治山田駅の近くにある「まんぷく食堂」*7のからあげ丼。甘辛たれで味付けされた唐揚げが卵でとじてあって、味塩コショウがふってある一品です。親子丼。ありそうで今まで食べたことなかったなあこういうの。たいへんおいしいB食でした。
伊勢市駅に戻り、ホテルにチェッキンして早寝。最終日に続く。