A&C展@東京都美術館


平日だというのに盛況だった。植物柄の壁紙や織物、家具や食器や絵画に書籍、建築様式や思想までア−ツ&クラフツの活動を網羅した展覧会。広いスペースを贅沢に使い、部屋の再現コーナーも各所にあって、なかなか見応えがあった。壁紙の原画もステキだったけど、刺繍や織物の精緻さにくぎづけ。昔の人の贅沢って、現代のそれと手の込み様が違うなあ。終盤の民藝コーナーへの蒐集品提供が大山崎山荘美術館で、先日出かけたばかりなので感慨深いものがあった。お待ちかねの物販では、いちご泥棒モチーフのタオルハンカチを購入。展示点数が多すぎて、ちょっと気疲れしたけど、見応えがあって面白かったです。
■公式サイト A&C展