大岩オスカール「夢みる世界」@東京都現代美術館

なんで名前に「幸男」がつかなくなったん?そんな疑問を胸に抱きつつ、大岩オスカールは「昭和4O年会」の一員っていう認識しかなかったけど、今回の展覧会でそれを改めた。漫画的なテーマ・表現から、徐々に絵画的で壮大なテーマに発展していく様が分かる。元々コンセプチュアルな人なんだなー。近年の扮装や環境破壊を描いた、ジオラマや油絵(5枚のカンバスを用いた連作の大作)は、ファンシーな見た目とは裏腹に切羽詰まった警鐘を想起させる。ゼヒこの機会にご覧あれ。あと、オスカールは木暮くんタイプのナイスメガネ男子なので、その筋の方は要チェックで何卒。
■公式サイト 「夢みる世界」