アフタヌーンティーセット@菓子工房オークウッド


「TITLE」のスイーツ特集号に載っていたケーキ屋さんを訪問。最寄駅から20分も歩くので『行こう』と決心するまでに、ずいぶん長い時間を要した。いざ伺うと、広い駐車場に近県ナンバーの車がズラリと停まっていたので『なるほどなあ・・』と思った。店内は販売と喫茶のスペースが分かれていて、どちらも広々ゆったり。ウッディでカントリーな雰囲気の店構えにちょっと戸惑うけど、店員さんが丁寧に接客してくれて、好感が持てる。で、雑誌掲載のケーキをいただこうと思っていたのに、思わずATセットを注文。ええやん・・お得すっきゃねんもん・・ このATセットがとても内容が充実していて、アボカドサーモンのバゲットサンド・ピクルス添えにクランベリースコーン、ケーキ4種盛りに飲物がついて、1,350円。破格。バゲットサンドは、バゲットがハーブの練り込まれたトマト味。ピクルスの漬かり具合もいい塩梅。大振りのスコーンは、外カリカリで中シットリ。ホカホカのところに、バニラ風味のクリームとオレンジマーマレードをつけて食べると、スコーンの粉味とクリームのまろやかさ・マーマレードの甘苦酸っぱさが好相性。で、ケーキ4種は(右から)ラズベリーのケーキ、シットリと甘酸っぱい中に、胡麻の香ばしさがいいアクセント。隣はたぶん、苺のマカロナードかな。タルト台のようなガッチリした層と、甘食くらいのサックリ・シットリ具合を残した層の、食感の違いの組み合わせが面白い。その隣のチョコレートケーキは、上のガナッシュがひんやり・とろりと甘く、ナッツの香ばしさ・歯ざわりがいい。そして左がバラのマカロン。うすピンクがかわいい。少な目のローズクリームがとても濃厚で、側の淡白さとマッチしていて、ちょうどいいバランス。
喫茶部のケーキは、一手間かかっていて店頭でしか食べられないものが多く『また来たいなあ、今度はあれを食べたいなあ』と思った。販売部の焼き菓子は素朴で日持ちもいいので、あったかくなったらまた原付でビビーンと訪ねたいです。
■公式サイト 菓子工房オークウッド