ヴェノレナー・パン卜ン展@オペラシティギャラリー
パン卜ン=スタッキングチェアのイメージだったけど、家具や食器にテキスタイルなどありとあらゆる作品を手がけていて、作品の膨大さ・イマジネーションの多様さに圧倒された。時代・文化の違いがあるにせよ、天井から吊られた椅子(ベッド?)やアシッドな「ファン夕ジー・ランドスヶープ」などの趣味は、まーとにかくモテの考えるデザインだわこりゃ…と思った。最後にドドーンと飾られている愛妻とのツーショットパネルも、物凄く精気に満ち溢れてイメージどおりで笑ってしまった。面白かったです。
■公式サイト ヴェノレナー・パン卜ン展
さよなら歌舞伎座 昼の部
宮藤歌舞伎が見たくてお出かけ。身替座禅から見たのだけど、これがとてもよかった。狂言ってやっぱり面白いな〜。大げさで分かりやすくて落語みたいだ。衣装がとてもかわいかったのがキニナル 「大シエ戸りびんぐでっど」は、ゾンビと派遣雇用問題を絡めた社会派?作品。ガラも品も悪い宮藤ワールド。ヤリ逃げ前提で作ってるとしか思えない破天荒さだけど、歌舞伎のお約束はちゃんと踏襲していて、これはこれで面白かった。向井くんの音楽も、しりあがり氏の舞台美術も意外にしっくりきてた。途中ちょっとウトウトしてしまうところがあったので、DVDとかシネマ歌舞伎でもう一度見たいな。最後の永代橋の戸板渡しのシーンとか、スクリーン映えすると思う。
「曲がれ!スプ−ン」
「E企画の本公演に豪華客演陣が出演!」くらいの勢いで、たいへんE企画らしい映画だった。団員オールスターだもんね。諏訪さんはもちろん、思いのほか中川さんがおいしい役でキモくてよかった。劇団のノリを知っているから、ただ喋っているだけのシーンでも面白いんだけど、E企画(上田誠)作品を初見の人は、どういう風に見るのかなー。E企画しらない人と一緒に見てみたい。
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「2O|2」
予告編が凄かったので観てきた。ディザスター映画の集大成。なんだかもう災害のスケールが今までとケタ違いすぎて、ポカーンとしてしまった。とにかくトラブルに次ぐトラブルの連続なので、映像的には観ていて飽きない。けど、トラブルのパターンやキャラクターがオーソドックスなので、物語自体はそんなに面白くはなかった。でも映像は本当に凄いから!
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おでんぬ3@大多福
せっかく浅草(千束)まで来たので、おでんの名店に潜入。ここはいつか来てみたいと思ってたんだけど、敷居が高すぎて躊躇ってたんだ。独りなので大して待たずに着席できたけど、けっこうかなり混んでたな。ウナギの寝床のような細長いカウンター席の、おでん鍋の前という好位置に着席。まずはビール。そしてお約束の、大根つみれガンモちくわぶ+しめじ。薄い昆布出汁で、優しい味。これはおいしい!特筆すべきはガンモとつみれ。ガンモは甘めの下味がついていて、中にしいたけ(どんこ?)と銀杏が丸っと入ってた。豪勢だな!つみれは柔らかくてムチッとしていて、これはよそで味わったことのない食感。おいしー!目の前の鍋から、次々によそわれては足されていく具材を見ているだけでも楽しいし、店員さんが適度にかまってくれるのも嬉しい。調子に乗って、玉子にお楽しみ袋にヤツガシラに魚スジ、キャベツ巻にはんぺんにガンモ(リピ)とビールおかわり。これでお会計は約6k弱。正直ちょっと酔いが醒めた…。でも本当に美味しかったので、今シーズン中にもう1回くらい行きたいなー。次は腹八分で留めておきたいと思う。
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