「女の子ものがたり」

閉会間際にスライディング鑑賞。いきなり見覚えのある風景(荒川河川敷)が出てきてビックリした。ふかっちゃん先生のおうちが、平屋で趣があってステキ。本編は、大人になった先生の葛藤と、田舎での子ども〜学生時代の回想が交互に。なっちゃん・きーちゃん・みさちゃんのテーマカラーがパステルでかわいらしいのに、物語は全体的に荒んでて、自分の子ども時代と重ねてちょっとしんどかった。地方の女の子の十代の頃って、だいたいあんなカンジだったのでは。森迫さんのどこにも馴染めない雰囲気と、ふかっちゃんの透き通るような美しさもさることながら、大後さんの演技がとてもよかった。ドキッとするような、大人びた顔するようになったのね。奥貫さんとも雰囲気が似ていて、いい親子だなと思った。ツッコミどころも多かったけど、帰郷先でのエピソードが良くて、頑張って泣くのを堪えていたら、周りの女の人たちが皆グスグスしてて、泣くタイミングを逃した。
■公式サイト 女の子ものがたり(←見づらい)