関西01

冬休みを利用して西へ出かけました。
クリスマス時期に東で独りでいるのが忍びないので、知り合いのいない(少ない)西に逃げることにした。知り合いのいない(少ない)土地で独りなら、まあしょうがないかと思える気がして。そんなことを考えながらも、新幹線に乗る前に、FCF*1でクリスマスケーキを食す自虐的な私。

いちおうツリー型なんだろうけど、松ぼっくりみたい。かわいい。ビターチョコのアクセントと、ミルクチョコのクリームがいいバランス。赤と緑のポイントもいいな。うかれてピンズも購入しつつ、新幹線に乗車。今回はひかり利用。なぜなら駅弁を食べるためです。そうです「シ胡北のおはなし」です。1年間に2度も車内で食べられるなんて、ぼかァ幸せだなァ。

昼過ぎ、京都に着きました。烏丸御池の「ハ−トンホテル」*2にチェッキン。ここが駅近なのに、静かでキレイで快適なホテルだった。もしまたホテルが選べるなら、次回もここに泊まりたいな。荷物を解いて身支度して、四条でミニスターと待ち合せ。キャッキャと電車に乗り込み、目指すは大山崎山荘美術館。今回の旅の最大の目的「山口晃 さて、大山崎」展*3を見に行きました。

大山崎山荘美術館は、落ち着いた渋い洋館。狭いロビーの暖炉や、階段の踊り場のステンドグラスとか、昔の西洋建築の地味だけど贅沢な感じ、いいな。新作はまだ描かれたばかりらしく、室内に油絵の具の匂いが漂っていた。最後の晩餐モチーフの油絵と、美術館模型に手を加えた作品が面白かったなー。離れは、安藤忠雄建築。鉄コンとガラスのコントラストが、安藤作品らしい。普段からモネなどの著作が飾ってあるそうだけど、今回は山口作品の展示も。これがまた、建物の質感と照明を活かしたうまい作品で、すごい山口さんぽい作品だった。一言でいうなら「ずるい」!あと、ここに飾ってるある洛中洛外図が凝りに凝っていて面白いんですが、京都コンシェノレジュのミニスターと答え合わせしながら見たので、面白さ倍掛けでした。あざっす!本館に戻って、ティールームで休憩。ワインケーキ、甘さ控え目でほのかにワインの香りがする。おいしゅうございました。図録は未完成で買えなかったので、また会期中に来たいと思う。

繁華街に戻ってきて、ミニスターおすすめのお店で魚介料理に舌鼓。刺身の舟盛りとか丸ごと蟹とか食す。凄いボリュームで、どれもおいしかったー。京都は海と山があるから、魚も野菜もおいしくていいな。他のメニューも気になったので、ここはまた伺いたいです。

あんなにおなかパツンパツンだったのに、連れてっていただいたカフェ*4でまたケーキを食べた。かわいらしい雰囲気のお店で、食べたケーキはもちろんおいしかったし、売っていた焼き菓子もかわいくておいしそうだったなあ。明日のお夕飯もご一緒する約束をして、駅前でミニスターとお別れして、ウホウホ(ウキウキ)と帰宿。風呂つかって、持ってきたwiiぶつ森して(クリスマスイベントのために担いできた(必死すぎる))就寝。