大王林派展@東京国立博物館・平成館


巨匠4人の風ネ申雷ネ申が見たくて出かけてきた。さすがの迫力・・・。宗達は、表情が豊かで天衣のたなびきが優雅。光琳が、トータル的に見て一番バランスがいいなと思った。抱一は、ちょっとパンチが弱い?其一は、繊細で雰囲気が他の三者と全然違った。とにかく作品数が多く、人も多いので、キニナル作品に重きを置いて駆け足で観賞。年代順に並んでいるので、琳派の流れが目の当たりにできる。其一が好きなので、其一の部屋はちょっとゆっくり見た。繊細でカラフルで美しい。こうして見ると、なるほど抱一の影響を受け継いでるなーと関心。 大王林派展を後にして、春秋特別開放の本館裏のお庭を眺め、「東博たてもの散歩」というガイドツアーがあったので参加。平成館以外の4棟を説明してくれるのだけど、作品を収める建物自体にも、こんなに情報がつまっているとは。すごく面白かったので、これはまめに催されたらいいのにと思った。それにしても東博、ダータであんなにたくさんの美術品が見られるとは、あらためて驚いた。今度は常設展も見にこよう。
■公式サイト 大王林派展