鳥獣戯画がやってきた!@サントリー美術館


チョー!ジュー!ギガ!を見てきた。もちろん本物を拝むのは初めて。淡い光の中に浮かび上がる鳥獣さんたちは、そりゃあもう本当に本当にかわいかった。実際の動物のリアルな面影を残しつつ、でもちゃんとキャラクターとしてアレンジされていて、その匙加減が絶妙なのが素晴らしく素敵。今回は前期展示で、兎や猿や蛙だのがキャッキャしている描写は甲巻にしか見られなかった。やっぱり人気は擬人化された鳥獣さんたちに集中していて、入場してすぐ展示されている甲巻のコーナーは牛歩の行列。でもその分ゆっくり見られてよかった。模写もたくさん展示されていて、たしか住吉模本と長尾模本というのがあって、前者はちょっと独自のアレンジが加えられていて、後者は原本に忠実だったような(違っていたらごめんなさい)。今回見られなかった部分も見たいので、後期も出かけようと思う。
■公式サイト 鳥獣戯画がやってきた!