「靴に恋する人魚」

しつこいようだけど靴が好きなので、靴がキーアイテムの映画は必ず見ます。で、この映画。存在を知った時には公開終了していたので、DVD化されるのを待ってました。妄想癖のある女の子の、ファンシーなだけの映画と思っていたら、意外と波乱に富んだ内容でドキドキ。でも、出てくる靴はもちろん、お洋服や小物、舞台の隅々まで超かわいらしく、画面の色味もカラフルでパキッとしていて(ニナミカカラーのような)女の子なら皆うっとりしてしまうんではないかしら。ビビアンの愛らしさも健在、というか、日本でバラドルだった頃より磨きがかかっているカンジ。ドドかわいいよドド。
■公式サイト 靴に恋する人魚

鉄子の旅 (1) (IKKI COMIX)

鉄子の旅 (1) (IKKI COMIX)

先月からちまちまと読み進めていて、やっと読了。アドバイザー横見氏の鉄道に対する強烈な情熱と、漫画の菊池さんの冷静で丁寧な描写のギャップが凄い。一話読み切りでページ数も決して多くないのに、路線の歴史や車輌・駅舎の特徴までコンパクトにポイントを押さえてあり、且つ薀蓄すぎない(オタク臭過ぎない)のは、横見氏の持つ膨大なデータと、鉄道にまったく興味のない菊池さんの冷静な観察眼の合わせ技なのだろうな。これを読んでると『あの駅(車輌)を見るためだけに出かけるのもアリかな』と思わされる。 ところで横見氏、作中で物凄くテンションの高そうな人に描かれていて『本当にこんな人なのか?』と思ってたら、本当にそんな人だった(「タモリ倶楽部、横見裕彦」でつべ検索して下さい)。