新版 舌切雀@歌舞伎座


歌舞伎は近年、現代作家の演出モノしか見てないなあ。本作は、渡辺えり子の作・演出。昔話と現代の社会問題をうまく絡めた喜劇。1時間ちょっとの上演なので、役者さんたちの個性がめいっぱい存分に活かされていて面白かった。扇雀のババア役、はまりすぎ。大好きすぎる。途中で三津五郎勘三郎による、コミカルな踊りの掛け合いのシーンがあるんだけど、動きが鮮やかで見惚れてしまう。でも台詞回しやネタのせいで、どうしても「お江戸でござる」に見えてしまうのなあ・・。

抹茶あずき@松崎煎餅


今年の夏は本当にかき氷ばっかり食べてるなー。いかに私がひとの影響を受けやすいかが分かる、微笑ましいまでのかき氷元年ぶり。さておき、かき氷ブログ「トーキョーウジキントキ」で検索して伺ったのが、松崎煎餅の喫茶室。着席してから分かったのだけど、ここのかき氷は、すべてに抹茶シロップがかかっているとのこと。わーお抹茶・・実は・・苦手・・。かといって席を立つのも憚られて、けっきょく抹茶シロップを白みつに変えてもらう(?白みつは基本的にかかっているのかな)ことに。すごい邪道。本当にごめんなさい。氷は粒が細かくふんわりしていて、あんこは甘さ控え目。そして白みつがフルーティーでいい匂い。なのにサッパリしていて、『素材さえよければ、シンプルでもこんなに美味しくいただけるのか』とちょっと感動。添えられていた白玉も、大ぶりでもっちりしていておいしかった。あと、スプーンが木製で、唇が冷たくならないのが心遣いってカンジでグッときた。お値段は銀座プライスだけど、お店の雰囲気もステキなので、次はかき氷以外のメニューをいただいてみたい。
■公式サイト 松崎煎餅

団地ともお (10) (ビッグコミックス)

団地ともお (10) (ビッグコミックス)

待望の10巻。続刊を心待ちにする漫画も、今やともおぐらい・・。馬鹿馬鹿しくもなんだか懐かしくて、心がほんわりする。今回は、ミミズと鉄道の回がよかったな。年なんか取らないで、ずっとずっとこのままでいてほしいよともお。