KNGW


年末に買った|8きっぷを駆使する日帰り旅の第2弾。
9時前に最寄JR駅を出発。乗り継いで、昼前には小田原に到着。意外と近いなあ。構内の駅弁屋で「桜海老とじゃこの海物語」だの記念弁当だのが売ってたけど、グッとこらえて「海鮮茶屋 魚國」*1へ。

なるべく旬の・地の魚を食べよう!と思ってたのに、写真の華やかさにつられて注文してしまった。丼は立派だけど、底上げ丼だったので絶望した。ネタは甘だれで漬けになっているので、ちょっとネットリした食感。そのままでも食べられる。おいしいけど、これならどこでも食べられそう。金目の煮付けにしとけばよかったかな・・・と、隣席の煮付けをチラ見しながら思った。

さて、腹も膨れたところで移動。先日の福島と違って、電車の本数が多いので助かる。小田原を過ぎると、庭先に柑橘類の植わった家とか彼方に海が見えてきて、旅情が盛り上がる。根府川駅で特急通過待ちの停車があったので、ホームに降りてみた。


(天気がよくて)チョー気持ちいい!


13時前に熱海に到着。熱海って神奈川じゃないのね!まったくノープランだったので、駅の観光案内所で立ち寄り湯を教えてもらう。さすが熱海だけあって、福島より値段設定が高め。目をつけた湯屋が13時からだったので、そのへんを散歩。

とにかく温暖なのにビックリ。これは冬の間中いたくなるわ・・・。ジットリと汗をかきながら歩いていると「お宮の松」の看板を発見。これが有名な貫一お宮かあ。同行者がいたら、間違いなく像前でポーズを真似て記念撮影するところだった。危ない。

さて一軒目は「志ほみや旅館」*2。建物に貫禄があるけど、古いタイプのひなびたホテル。入湯料は、フェイスタオル付で1千円。で、私が訪ねた時間帯に入れたのは「水玉の湯」。内湯が一つと、外湯が二つ。内湯の内装は、洗い場の白いタイルと風呂場の深緑のレンガ・カラフルな丸モチーフのオブジェの組み合わせが、モダンでかわいらしい雰囲気。お湯は、さすが海の近くだけあって、磯臭い。そして塩辛いのにビックリ。あと、浸かっていると肌が妙にペタペタしてきたので「??」と思っていたら、こちらのお湯には古くなった角質をとかす効果があるのだとか・・・このペタペタは垢!?温度は適温。肩まで浸かったり洗い場で涼んだりを繰り返して、一つ目の外湯へ。もともと駅近物件なので、露天とはいえ景色は微妙。てゆか、景色が見えたらそもそもヤバイ(でも割と見えがち)。さらに高い位置に、もう一つの外湯があるのだけど、ここは二人でいっぱいいっぱいの狭さ。そしてお湯はだいぶぬるい。けど、このぬるさが気持ちいい〜。肩の冷たさとお湯の温かさを感じながら、鳥がピュンピュン飛び交うのを眺めながら入る温泉は最高。内 - 外一 - 外二 - 外一 - 内を2巡して脱出。いちおう大広間の休憩所もあるのだけど、ここは古い畳にござが敷いてあるだけで、煙草臭くて清潔感がない。荷物整理程度の利用に留めるのがよさそうです。

二軒目。志ほみやより更に駅近物件の「熱海駅前公衆浴場」*3。いわゆる町の銭湯です。入口に、いきなりKUM0Nの看板が置いてあるので驚くけどキニシナイ 入浴料は500円。ここはもう本当に普通の銭湯だった。磯臭くないし、肌もペタペタしない。効能書きをよく読まなかったけど、ろ過されてるのかな。とにかくお湯が熱い。熱いを通り越して痛いくらい。我慢して浸かってたら、地元のおばちゃんから「よく入れるね!私ら熱くてよう入らんよ」て・・・。

熱さ(暑さ)にハアフウしながら、大慌てで駅前にリターン。駅前で黒はんぺんを買って電車に乗り込み、移動。藤沢軽油七里ヶ浜へ出ました。ちょうどサンセットの時間で、海がとってもキレイ。ロマンチックね・・・(咳をしても独り)

お友だちに教わったレストラン「bi||s」*4で、リコッ夕チ−ズのパンヶーキを食す。これがもう、最近食べたパンヶーキsのおいしさを軽々と飛び越えるおいしさ。正にK点越え!!ふわっっっふわ&もっっっちもち。ところどころにリコッ夕チ−ズが見え隠れ。甘さ控え目で、フレッシュバナナとメープルシロップとの相性が抜群にいい。「こんなにおいしいパンヶーキがあるなんて!」と、一口食べては溜息をつきながら食べた。紅茶はポットサーブでたっぷり2杯分。お店はオーシャンビューでとても大人っぽい雰囲気。パンヶーキはけっこうボリュームがあるので、半分こしたりするといいと思います(咳をしても独り)(しつこい)

帰りは快速アクティーでサクッと東京まで出る。伊豆方面、遠いようで意外と近かったなあ。花の季節にでもまた行ってみたいです。ここまでご精読ありがとうございました。
■おまけ写真

(左)熱海どうなりたいの熱海 (右)!!!!