横シ兵卜リ工ンナーレ

重い腰あげて、ようやく出かけてきた。
とにかく会場が広範囲に分散しているので、市内中心部はハマチャリ(レンタサイクル)で回るといいかもしれません。ちなみに私は、赤レンガ前で借りて、日本丸のスポットへ返却しました。順回路は、赤レンガ−大さん橋−ZAIM CAFE−日本郵船−新港ピア−運河パーク−BankART1929(BankART Studio NYK)。久しぶりに写真とったのであげておきます。
とにかくお天気のいい日でした。かわいい口ーソンを見つけたり、久しぶりにアドバルーンを目撃したり。


まずは赤レンガ倉庫1号館。1Fでは前衛的な映像作品の展示があるけれど、私は2Fのミランダ・ジュライの作品が面白いと思った。すごいニヤニヤした。
大さん橋でしゃぼん玉ワークショップがあるというので、チャリかっ飛ばして移動。機材トラブルで半分の出力&強風という悪条件が重なって、しゃぼん玉はあんまりきれいに見えなかった・・・残念。遠足の児童などを横目に、巡回プランを練るネル。


巡回のタイミングを考慮して、ここでお昼ごはん。ZAIM CAFEは、2005年のハマ卜リで「A to Z Cafe」として営業していた時の面影を残しつつ、違うお店になっていた。セルフサービスでガッツリ系の定食を出していて、サラリーマンぽいおじ様方がダベってたりして、地域に馴染んだなーという印象。ポークジンジャーライスは、味付け濃い目で生姜がガツンと効いてて、食べ応えがあった。

続いて日本郵船海岸通倉庫。2F入ってすぐのツィ・クァンユーは、タイトルと作品のバカバランスがいい。ロドニー・グラハムの映像は、淡々としているだけにいつまでもボーッと見続けてしまう。3Fにはマシュー・バーニーの新作映像があります。タイムテーブルがないので、全部見たい方は係員に頭出しのタイミングを聞くといいかも。あと、かなり過激というか衝撃的な映像作品があるので、苦手な方はどうぞ注意を(現地でも注意を喚起しています)。

そして新港ピア。唖然とするくらい、ほったて小屋。こういうコンセプトなんだろうけど、いくらなんでも・・・という気も。右の写真は、作品じゃなくてハンマーヘッドクレーンというれっきとした建造物です。ものすごい重厚感&存在感。かっこいい!

展示場内は写真撮影OKだったので、いくつか写真を撮った。中でも、ペーター・フィッシュリ他の作品(写真左)がかわいくて、いつまでも見てしまう。ただぬいぐるみのお腹が上下しているだけなんだけど、それだけでこの存在感と愛情を喚起するのは凄い。写真右は、ケリス・ウィン・エヴァンスの作品。自身も音を放つ鏡のオブジェの反射で、いろんな場所から音が鳴っている空間。

いよいよ日が暮れてきたので、ちょっと駆け足で見て回る。運河パークは、チョウ・ミンスク他のドーム型オブジェと「イエノイエ」の展示。


最後にBankART1929へ。外観かっこよすぎ。広場では、ヤノベケンジ他の作品が展示中。ハマ卜リ期間中ずっと使える入場券を作ってもらって、「ルーフトップ・パラダイス」を見にBankART Studio NYKへ移動。「本当の楽園」をテーマに、みかんぐみがプロデュースする屋上庭園。まだ制作途中というカンジの作品が展示してあってウロウロ見て回る。野菜畑があったりキッチンがあったり、蜜蜂が飼われていたりテントが張られていたり、ここだけで生活できそうな雰囲気。あと夜景がめちゃくちゃキレイで泣きそうになった(独身的な意味で)。

そんなわけで、全ての展示を見ることはできなかったので、閉会前になんとか三渓園まで辿り着きたいです。ここまでご精読ありがとうございました。
■公式サイト 横シ兵卜リ工ンナーレ