森達也×姜尚中トークイベント@青山ブックセンター
なんとも豪華な顔合わせ。気づいた時には受付終了になっていたので、当日キャンセル待ちで入った。「死刑」というシリアスなテーマを扱った対談なのに、森さんのさばさばした話し方と、姜さんの天然キャラ?の相乗効果で、終始和やかムード。存置か廃止か、を問うのではなく、事実を見つめて、何故そうなるのかそう思ったのかを、自分でよく考える必要があると、あらためて感じた。新刊は買ったばかりで、まだ数ページしか読んでないけど、イントロでグイグイ興味を引かれる。森さんの著作を読む度、本当にいかに自分が無意識に過ごしているかを再認識させられる。最後も、終わり方が断定的な押し付けがましさがなくて、様々な事象を提示した上で「あなたはどう思うの?」と、思考の余地を残してあるところがいいなと思う(私はいいと思っている)。じっくり読もう。
- 作者: 森達也
- 出版社/メーカー: 朝日出版社
- 発売日: 2008/01/10
- メディア: 単行本
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